食品関連施設の塗り床に求められる要求性能は極めて多種多様で、そのレベルも一番高いものです。加えて大小を問わず、一施設内に於いても作業がエリアごとに異なり、当然それらの要求性能も大きく異なってきます。一商品及び一仕様での対応が非常に難しいのが実状です。仕上げ材料の選定にあたり、単純に塗膜強度を追求すれば、高品質・高コストの過剰品質仕様となります。また、グレードを下げれば肝心な部分に不具合が必然的に発生することになります。
　このような状況に対応するために、各メーカーをはじめ塗膜の強化を追求していますが、当会ではその切り口を剥がれないに定め、相対的にバランスのとれた「良い塗り床」の構築を目指し、新たなシステムをご提案致します。

1. 各材料の接着力を上げること。
2. 適正な下地の状況確保
3. 硬化時の残留ひずみ（内部応力）を極力低減する。
4. 使用材料と工法に、応力呼吸緩和機能を付加する。
   
   

1. 熱水による塗膜の劣化・ひび割れ。（劣化剥離）
2. 熱変形による接着層の破壊。（剥離）
3. 熱による下地背面応力の拡大等（剥離）
   　

1. 100℃の温水散布に短時間耐える。
2. 冷熱サイクルを重視。
3. ヒートショックの緩和。
   
   

1. 剥がれない…新接着メカニズム
2. 長時間安心できる耐久性と耐熱性
3. 消毒洗浄にも耐える耐薬品性
4. 環境に優しい微香性、アウトガス性
5. メンテが容易…リコート性等
   　

1. 食品関連施設　　　…食品工場・給食センター・厨房等
2. 重工業関連施設　　…重工場・ＡＧＶ走路・車路等
3. ＩＣ・製薬関連施設…クリーンルーム充填室・調合室等